28日、福岡県で登山をしていた男性が、林道脇に横たわる茶色い一匹の動物を発見しました。

　発見した男性：「生きてる。マジ・・・。サル？」

　近付くと動き出し、人に慣れているのか、追っ掛けてきます。

　発見した男性：「ちょちょ・・・ついてこんでよ」

　発見した男性は「正直、見たことのない生物っていうので、かなり驚きましたね」と話します。

　この動物の正体は、一体・・・？

　アジア動物医療研究センター・パンク町田センター長：「キンカジューっていう、アライグマ科の動物です。珍獣ですよ」

　メキシコやブラジルなどに生息する「キンカジュー」でした。

　しかし、ここは福岡県。なぜ南米の動物が・・・。

　発見した男性は「（ペットショップから）10日前ぐらいに逃げ出して、罠とか仕掛けたらしいが、全然見つからず。福岡は雨も結構降っていたので、諦めていたらしいです」と話します。

　男性が交番に届けた後、警察が近くにあるキンカジューを扱うペットショップに連絡し、その後、無事引き渡されたということです。
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